コラム

(事務局コラム)旧沖家室(おきかむろ)小学校は「地域の核」として最高の場所である5つの理由

旧沖家室小学校とは

明治6年に開校した山口県周防大島町沖家室島にある小学校。生徒数の減少により、平成元年に廃校となりましたが、現在は沖家室島の人たちが集うコミュニティスペースになっており、当サイト事務局の集落支援員などの事務所としても利用されています。

旧沖家室小学校が「地域の核」として最高の場所である5つの理由

ひとことで言えば「いろんな世代」「多くの人」が自然と集まる素地がある、ということです。

トイレや炊事場などの基礎的な施設が揃っていること

ちょっとした研修やワークショップ、講演会であればすぐに開催できることや、その気になれば食事会や宴会までできてしまう機能が揃っています。

地域のお年寄りが自然と集まる場所になっていること

卓球場としての利用や、囲碁将棋が行われており、自然と人が集まるスペースになっています。

「集落支援員の職場」と「コミュニティスペース」が同じ場所になっていること

当サイト事務局である集落支援員の職場と、地域の方々が集う場所が同じであるため、世代を越えた交流が自然と生まれています。

元々が小学校の体育館だったため、こどもの遊び場になりうること

若者から高齢者までが自然と集まる素地がある旧小学校ですが、元々小学校であったこともあり、雨の日の遊び場として子どもたちにとっても憩いの場になりうる可能性があります。

そうなれば自然と子どもを持つ親の団欒の場になる可能性もあり、地域内でさまざまな化学反応が生まれるのではないかと思うのです。

地域の人たちの思い出の場であること

何より、昔から地域に馴染みの深い施設であり、思い出がたくさん詰まった場所だからこそ多くの人に愛され大切にされてきた場所なのです。だからこそ、沖家室小学校は「世代を越えて人々が集う場所」にふさわしいと思うのです。

写真で紹介!旧沖家室小学校

二宮金次郎像が設置されています。

車椅子用のスロープも

当サイト事務局が利用している事務室は、もともとは家庭科室でした。

事務室隣の和室は、地域の方が囲碁や将棋を行うスペースになっています。

体育館は卓球場に。毎週木・土・日で卓球の練習が行われており、大いに賑わいます。

駐車スペースにはもともと校舎がありました。

駐車スペースの奥から、海を望むことができます。

沖家室島の開島400年記念で作られたトイレは今も地元の方々の尽力により綺麗に整備されています。

沖家室小学校の今後について

地域の活性化が軌道に乗っている地域には、「特に意識せずとも勝手にいろんな世代が集まる場所」が必ずあります。

沖家室小学校はすでに多くの人が集う場所になっていますし、これからさらに多くの世代が集まる場所になるように工夫していこうと思っています。沖家室小学校で「何かしたい」「こんなアイデアがあるがどうだろう」というご意見も募集しております。

お問い合わせページからぜひお気軽にご連絡くださいませ…!