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周防大島移住・お試し暮らし体験記(東京→沖家室島に移住。牧野さん)

こんにちは。

2021年11月に周防大島で2週間の移住体験をして、2022年1月に移住した牧野です。

移住のきっかけや移住体験中に感じたことなどをお伝えしたいと思います。

移住のきっかけ

もともと海のそばで犬とのんびり暮らしたいという想いがあり、

夏休みなどを利用して将来の移住先探しを兼ねて島巡りをしていました。

その中でインターネットで海がきれいな島を探したところ周防大島が見つかりました。

 

本来は移住をするのはもう少し先の話と考えていたのですが、

ちょうどこの頃仕事が忙しい期間が続き、またもうすぐ40歳の区切りの歳になるということもあり、

このまま忙しいのを理由に自分の生活を後回しにしていたらいつまでたっても移住はできないなと思いお試し暮らしに申し込んでみました。

移住体験

申し込みをしたのが2020年の7月、

その後コロナの感染拡大で移動が難しくなり、少し状況が落ち着いた2021年の11月に移住体験をすることができました。

 

当時はコロナについて分からないことも多く、

また感染者の多い東京からの移動ということで出歩かない方がよいかと心配していたのですが、

ご近所の方から通りがかりに気さくに話かけてもらったり、野菜を分けてもらったりと温かく接していただきました。

お試し暮らしでは沖家室島にある空き家をお借りしました。

目の前に漁港があって風が気持ちよいところです。

 

周防大島内の他の海岸や島の外の海岸へも行ってみました。

初めて瀬戸内海に来たのですが、どこも海が綺麗に澄んでいておだやかで

こんなところに住めたらいいなと思いました。

島での生活

ペーパードライバーだったので車で出かけるのも一苦労という感じの中、

島の中をまわり家も探しとしていると2週間はあっという間に過ぎてしまいました。

車の運転やどこに買い物に行ったらいいかなど島の生活に慣れたのは移住して2〜3か月くらいたった頃だと思います。

余裕があれば2・3回、もしくは1カ月ほどお試し暮らしをするのがよいかもしれません。

都市部と比べるとお店が少なかったり閉店時間が早かったりするのですが、島内にドラッグストアや24時間営業のコンビニもあるので最低限のものは揃えられ移住体験中もそんなに困ることはありませんでした。

家探し

空き家バンクの方は登録件数が少なくすぐに住める家がなさそうということで

役場の方と島内の不動産屋さんに物件案内をお願いしました。

 

はじめは賃貸でと思っていたのですが賃貸物件はあまりなく、

またいくつか良い中古物件を紹介していただいたので

家を購入する方がよさそうかなと方針転換しました。

 

ただ土地勘がないところでいきなり家を買うというのもハードルが高く

2週間のお試し期間も終わりが近づいてどうしようかと迷っていたところ、

道の駅で知り合った地元の方が「知り合いが家を貸してくれるかも」と連絡を取ってくださり、そちらの家を借りて引っ越してくることが出来ました。

 

引っ越しが落ち着いてから引き続き家探しを続けました。

家を探していると伝えると、島で知り合った方やそのさらに知り合いの方などからも空き家を紹介していただけて選択肢が広がりました。

最終的には集落支援員の方の仲介で沖家室島の空き家を購入することが出来ました。

さいごに

移住後も役場や地域の方から仕事の紹介や農作業のお誘いなど色々とサポートしていただきました。

島の方と知り合う機会も増え、新しい環境にもスムーズに入っていけたように感じます。

 

周防大島は1周100km以上あり、山や畑、キャンプ場など海以外の自然やレジャーなどもあります。

場所によって集落の雰囲気や見える風景、できることも違ってくるため

自分のやりたいこと、希望に合わせて色々な場所をまわってみるとよいかと思います。

他の移住者の方が始めたお店も増えてきているので、移住目的以外でも遊びに来ていただけると嬉しいです。

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