コラム

(事務局コラム)地域の活性化を考えるときは「野球の監督」を思い浮かべるべき5つの理由

とある「地域視察の様子」を見学しながら考えた、当サイト事務局のふとした気づきをまとめたコラムです。

「地域の活性化」は「野球の監督」になったつもりで考えると面白いなぁ…と。どういうことなのか、具体的に解説していきます。ぜひ「野球の監督」になったつもりで読み進めてみてください。

チーム(地域)づくりは、そもそもメンバー(人や地域資源)がチームによって違うという前提がある

野球チームであれば「守備位置をどうするか」「打順をどうするか」メンバーに応じてそのチームごとに考えると思います。

地域での活動はどうでしょうか?隣の芝は青い。よそのチームでの作戦を、そのまま自分のチームに当てはめていないか、そのまま持ってこようとしていないか。長打力があるチームなのに、バントがうまい選手が多いチームを参考にしようとしていないか。

自分のチームに当てはめて、自分のチームに向き合って考えるべきだと思っています。まして地域で考えれば「人」だけではなく「地域資源」までが異なるのです。一つとしてそのまま応用可能な事例などあるはずがありません。

今持っているカードで勝負するしかない

あのチームはイチローがいるから…

あのチームは大谷翔平がいるから…

勝てないでしょうか?野球の試合であれば、そんなことは考えないと思います。「今いるメンバーで勝負に勝つ」にはどんな戦略が必要なのか考えるのではないでしょうか。

地域においても「あの地域は魅力的な〇〇があるから」「あの地域は特殊だから」「若い人が既に入っているから」と思って諦めていないでしょうか。自分たちのチームに今いる人たちで「なんとか工夫して勝ちに行く」野球の試合と同じではないかと思うのです。

「今魅力的に見えるあのチーム」も、少し前までは自分のチームと同じような条件で戦っていたかもしれません。

魚を集めて海を豊かにするには「漁礁」が必要なように、人を集めるためにも土台が必要だと思います。今持っているカードを嘆く暇があるのであれば、今あるカードでどうやって一歩ずつ「漁礁づくり」ができるのかを考えていきたいです。

必要なのは「他のチーム」の良いところを参考にすることよりも「今のチーム」で何ができるのか、メンバーをじっくりみながら戦略を練ることかもしれません。

メンバーは毎年少しずつ変わっていく

高校野球を思い浮かべると分かりやすいかと思います。甲子園に出たチームが翌年に地区予選で惨敗することがある、あれです。

今いるメンバーだけではなく「仮にメンバーが変わった場合」にどう戦うかを考えられているチームは強いと思います。主力選手が怪我で欠けたとき、他のチームに行ってしまったとき…。

地域づくりは「その年だけ」戦えれば言い訳ではないため、特にこの「メンバーが変わっていくこと」を長い目線で強く意識しなければいけないと思っています。

田舎の良さはオールラウンドプレイヤーがいること

例えば、仮にショートを守る選手が怪我をしたとします。チームに「そのポジション」しかできない選手ばかりが揃っていたらどうでしょうか?いかに凄い選手が集まっていたとしてもそのチームの戦力は一気に落ちてしまうと思います。

これを地域に置き換えて考えてみましょう。東京などの首都圏には「優秀なプレイヤー」がたくさんいるかもしれません。ですが、地域の良さは「どこでも守れるオールラウンダー」のような人が沢山いることではないでしょうか。

イチローや大谷翔平はいないかもしれないですが、いろんな役割をこなせる人が周りには沢山いるかもしれません。チームメンバーが「色々できる」ということはチームにとってものすごくいいことだと思うのです。

他チームの取り組みを参考にしたいときは監督の頭の中を盗む

チームメンバーがそもそも違うのに、他チームの戦略をそのまま持ってくることはできません。チームメンバーにあった形にしたうえで応用していく必要があるのではないでしょうか。

仮に目の前に「名将」がいたら、そのままやっていることを真似するでしょうか?「名将」ならこのチームをどうするだろうか、どうやって勝ちに行くだろうか?「頭の中身」を探りにいくことこそが、自分のチームに勝ちを引き寄せるヒントになるのではないかと思っています。

まとめ

いかがでしたか?「地域を活性化」するときに「野球の監督」になったつもりで考えるとしっくりくる5つの理由について解説しました。

「名将」なら今のチームをどうするか、知恵を絞るのに制限はありません。自分の好きな今のチーム(地域)がどうすれば前に進むことができるのか、メンバー(人、地域資源)と向き合うことができるのは監督と選手(その地域で活動する人たち)にしかできません。

そのチームにしかできない戦略を考えることこそ、今必要とされているのではないかと思います。

「野球の監督」になったつもりで考える
  1. チーム(地域)づくりは、そもそもメンバー(人や地域資源)がチーム(地域)によって違うという前提がある
  2. 今持っているカードで勝負するしかない
  3. メンバーは毎年少しずつ変わっていく
  4. 田舎の良さはオールラウンドプレイヤーがいること
  5. 他チームの取り組みを参考にしたいときは監督の頭の中を盗む
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